ブログ

第四回兵庫の地域医療を守る交流集会

   第四回兵庫の地域医療を守る交流集会が、兵庫の地域医療を守る会主催で8月21日に神戸勤労会館で開催されました。地域医療を守る但馬の会の千葉裕代表が、地域医療構想を受けて日高医療センターのベッド全部廃止という不当な動きが出ていることを紹介し、日高地域の住民主体の闘いと、但馬全体の力を結集して日高医療センターを守る決意が表明されました。森本真神戸市議会議員は、先端医療センター病院と中央市民病院の統合、神戸アイセンター病院の開設など、神戸医療産業都市の新しい動きを紹介しました。
 私は、県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院との統合の動向と姫路の地域医療と介護を守る会の取り組みを報告しました。姫路駅の東、旧国鉄用地を姫路市が市民の税金で購入した約6.6ヘクタールのイベントゾーンと称している用地があります。ここに両病院の統合病院を設置する計画で兵庫県は進めています。同時に、同じこの用地に獨協医科大学、姫路獨協大学を運営している獨協学園が姫路市の資金援助を目当てに医療系教育機関、研究機関を設置することを提案しています。この医療系高等教育・研究機関は2病院統合の新県立病院を実習、臨床治験の附属病院にと考えています。これでは新県立病院は地域住民の健康を守る病院とはならないでしょう。住民運動を起こし、私たちの声が届くようにしたいものです。守る会の運動を大きくしていきましょう。
 また、兵庫の地域医療を守る会事務局の副島圀義さんが、県立柏原病院や県立西宮病院などの県立病院改革の動向について報告しました。交流集会では、日高医療センターを守る取り組みを全県の力をあげて支援することを提起し、参加者全員で確認しました。

トラックバック

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

コメント

コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。

メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。