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5月19日(木)しんぶん赤旗日刊紙13面に掲載されました

13221737_1724225677847077_4239350211449486538_n不戦の城、姫路城へ

兵庫県姫路市は瀬戸内海に面した播州平野の真ん中に位置します。平成の大合併で市域が大きく広がり、離島から山間地に及ぶ534㎢、人口は53万人余の中核市です。安倍政権が推し進める連携中枢都市圏構想のモデル都市として全国に先駆けて連携中枢都市宣言を行い、播磨圏域の中枢都市にもなっています。

市の中心部、姫路駅北約1キロに世界遺産の姫路城が鎮座します。徳川家康の女婿池田輝政が関ヶ原合戦後の1609年に大規模な城郭に築きあげました。中堀内の城域が特別史跡、現存建築物の大天守等8棟が国宝、74棟が重要文化財で1993年にユネスコ世界遺産に登録されました。1964年の昭和の大修理から半世紀、昨年3月、5年間に及ぶ大天守保存修理が完工し、この1年で約286万人が登城しました。

外壁と屋根瓦の目地とが白漆喰で塗り込められた白亜の容姿から白鷺城とも呼ばれています。また、この城は輝政以来、幕末に新政府軍に包囲されましたが無事に明治を迎え、先の戦争末期には米軍の空爆で中心市街地は焼け野原になり、大天守も焼夷弾の直撃を受けましたが不発弾で、城は甚大な被害を免れました。このため、人は「不戦の城」と呼んでいます。  

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